薪ストーブの設置について、壁からの距離は?
いよいよ今週末は全国一斉体感フェア。各ショールームも、おもてなしの準備に大忙しの様子です。
さて今日は、薪ストーブの最適な配置について、少しご紹介します。

部屋の間取りや家具の配置を考えるのと同じように、薪ストーブの設置位置についてもお家にあった場所を考える必要があります。
薪ストーブを部屋のどこに置いたら一番暖かいのかももちろんそうですが、オフシーズンの使わない間はインテリアとしてそこに置かれるので、設置場所は大事です。
薪ストーブの設置基準
薪ストーブを設置するには、国や地方自治体、そして薪ストーブのメーカーが定めている様々な基準をクリアする必要があります。 例えば壁からの距離や設置する場所の床や壁の素材、煙突を通す天井や屋根の処理などなど・・・
少し具体的にご紹介しましょう。
どのくらい壁から離せばよいの?
壁からの安全距離を「離隔(りかく)距離」または「クリアランス」といいます。これは、壁や煙突、薪ストーブのつくりや素材でも大きく変わってきます。
まずは、壁の素材。一般的に不燃壁と可燃壁に分類されます。
不燃壁は文字通り薪ストーブの熱で燃えてしまわないもので、よく使われるのは耐火レンガ・タイル・コンクリート等です。
可燃壁は木やクロスなど熱に弱い素材のものとなります。
それぞれの薪ストーブのモデルには、この不燃壁・可燃壁双方の場合のクリアランスが指定されており、それに従って設置する必要があります。
IRONDOG Nº07のクリアランス例

これに加え、煙突の設置にも注意が必要です。壁からの距離を近く設置した場合は断熱性能のある室内断熱煙突を使用するなど、綿密なプランニングが必要です。
次回は煙突の設置についてご案内します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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